模試の結果の返却

3月に実施した模擬試験を新中3と新中2に返却している。この模擬試験はそれぞれの学年のまとめとして実施したものだ。出題形式は現在の神奈川県公立高校入試とほぼ同じようになっている。つまり、学校の定期試験と違い、単純な知識理解を問うのではなく、しっかりと問題文を読み取り考えて答える問題だ。

すでに試験を終えた段階で生徒たちは「この問題を解けるようになるためには勉強のしかたを変えていかないといけない」といった漠とした印象をもったはずだ。と同時に、今回返却された帳票をしっかりと見て、さらに一歩つっこんだ公立高校入試に対するイメージをつくって欲しい。

帳票

帳票の志望校判定の部分だ。右側のグラフをしっかりと見ておこう。縦軸が学校成績、横軸が今回の模試の得点から予想した入試得点になっている。赤い星が今回の自分の位置、白い星が前回の模試との平均値。縦軸の上の方にがあれば、横軸の入試得点は低くてもオレンジの中、つまり合格者の中に入る。逆に縦軸が低くても、横軸の入試得点が高ければ同じようにオレンジの中に入る。

もうひとつ。黄色の中は2次選考での合格ラインになっている。2次選考はほとんどの高校が、中学校での成績を見ずに入試得点と面接点で合否を決めている。黄色のラインの中にがあるということは、実力としてはその高校に合格出来るチカラがあるということだ。

それぞれの学年のまとめテストという範囲で、公立入試の出題傾向での模擬試験の結果だ。新学年をスタートさせるにあたり、自分の目標値をどこにおくのか。そして、その目標を達成するためには何が足りないのか。そり足りないものを補うにはどんな学習をしていかねばならないのか。いろんなことを教えてくれる帳票になっている。

模擬試験はやりっ放しでは意味がない。そこからしっかりと上に書いたようなことをくみ取って、これからの学習の「糧」にしていってはじめて意味がある。きちんとそうしたことを書き出しておこう。書くことがとても大切だ。つぎの模擬試験は1月期の終わりになる。日常の学習に追われる中でも、今回の模試から読み取った問題点はいつも意識した学習をしていきたい。