冬期の学習 高3、中3、小6

今週末から冬期講習になります。講習といっても、冬期は2週間しかありません。miyajukuでも、受験学年で8日間です。夏の講習に比べると圧倒的に短いです。とはいっても、高3生は冬期講習開けすぐに大学入試センター試験、小6生も中3生もあければすぐに入試が目の前になります。そんな冬期講習の送り方についてです。

高3生は教科をしぼった学習をしましょう。もともと大学入試は私立文系で英国社、理系で英数理の3教科入試です。この段階でどの教科が不得手でどの教科が得意かははっきりしています。どうしても不得意な教科を何とかしようとしがちですが、ここは思い切って得意教科にしぼった学習にしていきましょう。できない教科をできるようにする時期はすでに過ぎています。得意教科にしぼってさらにみがきをかけるようにしましょう。センターの予想演習も10月以降で20回分ほどこなしてきています。各自が受験する私大の過去問も3年分ほどは解いています。これらをもう一度解き直しすることもやっていきましょう。

中3生は、何度も言っているように、各教科語とのまとめと復習ができるのが冬の講習までです。講習後の合宿からは「予想問題演習」にはいっていきます。制限時間の中でしっかりと目標点がとれるようにしていくための演習です。もちろん、その中で「落としていた単元」などを見つけて復習することはできます。しかし、あくまでも「おとしていた単元」であって、未修の単元ではありません。どの教科についても、ひととおりの学習はし終わった、といった状態に冬期講習の終了時にはもっていけるように学習計画を立てましょう。

小6生は、この冬休み中に、今までやった過去問題集の解き直しをしましょう。すでに4年〜5年分、それ以上の過去問をしっかりとやってきました。それらをもう一度徹底的に見直しましょう。中学入試はそれぞれの学校ごとに特徴のある出題です。しかも、その特徴はほぼ毎年のように繰り返されます。徹底的に過去問と向き合う作業が大切です。同時に、今まで継続してきた学習を地道に続けていくことです。計算300日、漢字と語句のトレーニングなど、最後はこうした基本的な知識と問題で合否が決まります。丁寧に続けていきましょう。

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