神奈川県の公立高校入試での面接について その1
そんな「面接」だが、「差」をつける学校とそうでない学校がある。面接点も開示されるので、模試会社が集計した資料がわたしの手もとにもある。今年のmiyajuku中3生に関わりのある高校をみてみよう。
厚木高校 全員が面接点が100点になっている。まったく差をつけない典型的な学校のひとつ。
海老名高校 ここも全員が98.0点になっていて全く差がつかない。
大和高校 ほぼ全員が90.0点。時々、91.00点などという生徒がいるぐらい。差はつかない。
座間高校 ここも全員が94.00点になっている。全く差がつかない。
大和西高校 ほぼ全員が90.00点。たまに91.25点などという生徒がいる。ぽつんと54.00がいるが、何かよっぽどひどいことをしたのだろうか。
麻溝台高校 ほぼ全員が84.00点。たまに92.00点や86.00点がいるぐらい。
希望ヶ丘高校 97.50点〜63.75点まではばひろく分布している。かなり「差」のつく学校のひとつ。
生田高校 ほとんど80.00点だが、86.00点まで散見される。
麻生高校 ほぼ全員が60.00点で差がついていない。
弥栄(美術) 母数が少ないが90.00点〜92.25点におさまっている。
横浜桜陽 60.00点〜86.67点までひろく分布している。
新羽高校 76.67点〜91.67点までひろく分布している。
希望ヶ丘高校をのぞくと、上位校はほぼ面接で「差」をつけていない。また、ある程度の準備をしておけば、面接で数十点の差がつくこともほぼないとみていい。もたろん、観点をしっかりとみて、事前の準備はおこたりなくやっておく必要はあるが、面接をそれほどおそれる必要はないことが数字でわかるはずだ。
とりあえず、もう一回の機会で、面接のために準備しておくことを書こうと思っている。