miyajukuの作文教室

6月の作文課題を先ほど作り終えました。miyajukuの作文教室は、朝日小学生新聞と朝日中高生新聞から記事を2つずつピックアップして、それを読んで自分考えを400字でまとめる、というものです。

6月の中高生の課題は以下のふたつです。

つぎの文章を読んだ後、あなたにとっての「いじる」と「いじめ」の境界線とは何か、ということをわかりやすい例を挙げながら考えたことをまとめてみましょう。

「働き方改革」は現代日本のキーワードです。「年中無休、24時間営業」の業態について、つぎの文章を読んだ後、事例から現状を分析し、今後のあり方を考えてみましょう。

小学生の課題は以下のふたつです。

まず、次の文章を読みなさい。その後で、体罰に対してのあなたの立場(たちば)をはっきりとさせ、子どもへの体罰についてのあなたの考えをまとめてみましょう。

つぎの文章を読み、「給食を残さず食べなさい」という「完食指導(かんしょくしどう)」について、あなたの考えをまとめましょう。なお、あなたの学校での体験もかならず書くようにしてください。

いずれも 関連する記事を読み、そこから課題で与えられたテーマを読み取り、自分なりに解釈し、そこから自分の意見をまとめる、 という流れになっています。単なる感想文ではなく、小論文につなげられるような文章作法を身につけてもらいたいという意図があります。

と同時に、毎月の課題文は、今おきている出来事、ニュースから取り上げているので、時事問題といってよいわけです。そうした意味で 広く社会に目を向け、そこで起こった出来事について考えるきっかけにもなってくれたら 、という思いもあります。

 国語のチカラというのは、そのほとんどが「語彙力」だとわたしは思っています。 その「語彙力」というのは、単語集のように「いじる=相手をこばかにすること」といった辞書的な意味を知ることではなく、「いじる」という言葉をテーマにした文章を読み、そのことについて自分なりの言葉でアウトプットできることではじめて身につくものだ、と考えます。

もちろん、辞書的な意味を知ることも大事ですから、miyajukuでは、語彙テストもおこなっています。これについては稿を改めます。

課題作文はひとりひとり添削をしてもどします。生徒は気づいていないでしょうが、このルーティーンを1年間も続ければ、かなりの文章力がつきます。当然、そのチカラは読解力にもつながります。書く、という行為は、文章の構成を考え、接続詞を工夫し・・・という作業でもあります。読む時には、そのアウトプットが役に立たないはずはないのです。