横浜富士見丘学園中学校・高等学校

今日は「横浜富士見丘中学校・高等学校」を訪問してきました。学習塾向けの説明会がないので、直接学校にお願いしてお話を聞かせていただきました。永川校長先生、佐藤副校長先生、栗原入試広報部の皆さんにご対応いただきました。お忙しい中を感謝です。

《基本情報》
所在地:神奈川県横浜市旭区中沢1‑24‑1   相鉄線の二俣川駅から徒歩15分ほど
設立:1923年創立(大正12年)  
共学化:2019年度より共学化
建学の精神・校訓:「奉仕の心」、校訓は「敬愛・誠実・自主」
教育目標:未来社会で幸せに生きる個性と力の育成「幸せに生きる力」
中学入試難易度:SS42〜SS45 首都圏模試
高校入試難易度:進学コースでSS50前後 特進コースはSS55

共学化して7年目をむかえます。今日、お聞きしたところによりますと、この春に入学した新中学1年生、新高校1年生ともに男女の比率はほぼ半分ずつとのこと。以前の女子校だった時のイメージをお持ちの方はまったく変わっているということをご確認ください。

この学校の特長は何よりも二俣川駅から徒歩圏内ということ、校舎がとてもきれいで快適だということ、宗教色のない私学だということ、かと思います。私立中学受験の出来るこの偏差値帯の学校でこうした条件を満たす学校は意外と少ないのです。

わたしは山手からこの地に移ってきた時から長いことこの学校を見てきました。中等教育学校だった時、女子校だった時、そして男女共学になり・・・ 卒塾生も何人もこの学校に進学してきました。そんな中、今日、お話をうかがわせていただいた校長先生、副校長先生ともにしっかりした考えをお持ちのようで、このあと、グンと学校が伸びていきそうな雰囲気を感じてきました。

実際、今年の春の中学入試の入学者数は伸びているようです。来春入試でも志願者は増えてくるのではないでしょうか。

このラインの私立中学に進学する意味についてわたしは以下のように考えます。

私立高校の高校受験については、そのほとんどが「打診」といって学校の成績のみで合否が決まっていく仕組みがメインです。つまり、学校の成績がとれるのであれば良いのですが、お子さんの性格からいって学校成績があまりとれそうもない場合は希望の進路を選択しにくくなるのです。

今の中学校の学校成績は「相対評価」ではなく「絶対評価」です。定期試験の点数がそのまま評価に結びつく仕組みではありません。そうした評価をいつも意識して中学校の毎日を送るのではなく、高校受験の心配をしない3年間を、勉強だけではなく外での様々な活動も含めて伸び伸びとやらせていきたい。そんな思いをもっていらっしゃるご家庭にはこうしたラインの私立中学も選択肢のひとつなのではと考えるのです。

学校の取り組みについては、実際に学校説明会等に足を運んでいただいてご自分の目で確かめてすただいた方が良いでしょう。ひとついえることは、私立の中学校は競争が激しく、つぶれてしまう学校もたくさんあります。そんな中でも今も募集を続けている学校はそれなりに「しっかりとした指導」をしてきているから生き残っているといっていいはずです。

新しく学校の指揮をとられていらっしゃる永川校長先生、佐藤副校長先生のおふたりは、きっとこの学校をぐんぐん伸ばしていってくれそうです。私立の学校はやはり学校を運営されている方しだいの部分が大きいです。そういった意味で「miyajuku塾長にとってのお奨めの1校」でもあります。

ホームページ https://fujimigaoka.ed.jp

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