現高2生は来春の4月〜7月の英検の予約をしなければならないの?
現高2生が大学受験をするときから英語の外部検定試験が導入される、ということは皆さんもご存じでしょう。外部検定試験はいくつかありますが、英語検定試験とGTECのふたつがメインです。そんな英語検定試験について高校が高2生たちにこんなアナウンスをしています。
「来春のS-CBTを受験するには9月中の予約申し込みが必要だから考えておくように」
いきなりこう言われて困惑している高2生が多いので、現時点でわたしが調べたことを書いておきます。高2生(高1生も)はしっかりと読んでおいてください。
大学入試での英語の外部検定試験の利用は「共通ID」を用いて[su_highlight background=”#fde493″]高3時に2回まで[/su_highlight]受験チャンスがあります。[su_highlight background=”#fde493″]英検の場合は「英検CBT」と「英検S-CBT」が「共通ID」を利用できる試験[/su_highlight]です。「英検CBT」と「英検S-CBT」は試験内容は4技能で変わりはありませんが、「英検CBT」がすべてコンピュータで完結するのに対し、「英検S-CBT」はコンピュータで出題されたものをマークシートで答える形式です。
[su_highlight background=”#fde493″]「英検CBT」は15都道府県の試験センターでの実施で先着順の受付ですが、「英検S-CBT」は予約制で、予約をした生徒は必ず受験出来る[/su_highlight]というものです。今、高校で「予約をしなさい」と言われているのはこの「英検S-CBT」の4月から7月分の受験回のものです。もしもこの予約をし忘れても、「英検CBT」を受験すれば良いということになります。ちなみに、予約金は3,000円で、受験をしなくても返金はされないとのことです。
わかりにくいですね(>_<)
従来型の英検は来年も年間3回は実施され、miyajukuでも今まで通り受験できます。ただ、「共通ID」を用いて「大学入試センター」に成績が登録されるものではありません。では、[su_highlight background=”#fde493″]「「英検CBT」や「英検S-CBT」を受験しなければならないか、というと、国公立大を受験する以外は必要はない[/su_highlight]と思われます。多くの私立大学は、従来型の英語検定試験の資格で優遇措置などを実施するからです。
ここまで書いてきても「わかってもらえてねるなぁ」と不安です。生徒たちには授業などの時に分かりやすく伝えますが、保護者の方で不安な方は、直接わたし宛にお問い合わせください。
大学入試に活用できる英検の一覧 https://www.eiken.or.jp/eiken2020/documents/eiken_2020_allexam.pdf