【第2回】 参考書ルートの「構造」を知ろう!

「参考書、いろいろ買ったけど、どこから手をつけたらいいかわからない…」そんな経験、ありませんか?受験勉強において“ルート”があるかないかで、効率も成果も大きく変わります。今回は、その“参考書ルート”がどういう構造で作られているのかを、わかりやすく解説します!

🎙️1-2:「参考書ルート」はどうやってできているのか?https://stand.fm/episodes/6837ec6ecdc5728ffa872787

前回は「そもそも参考書ルートって、なぜ必要なのか?」という話をしました。今回は、そのルートの“中身”について掘り下げていきます。

参考書ルートは、基本的に次の3つのステップでできています。

① 基礎:まずは「わかる」状態をつくる

最初の段階は、教科書レベルの内容をきちんと理解することが目的です。「読んだことがある」ではなく、「説明できる」「使える」まで落とし込むのが大事。教科書をベースに、同レベルの参考書や問題集を使って、知識の土台を固めましょう。

② 標準:よく出る問題で「できる」を定着させる

次は、基礎で身につけた知識を使って、よく出る問題をしっかり解けるようにする段階。共通テストなどで「平均点を確実に取る」ための力をここで育てます。「見たことある問題」を「必ず正解できる問題」にする、という意識で取り組むのがポイントです。

③ 応用:入試本番に向けた実践力をつける

最後は、記述問題や難問にも対応できるようにする実践的なステップ。志望校の過去問演習や、応用力が試される問題を通じて「合格レベル」の力を鍛えます。

この3段階を順番に進めることが、本当に大切なんです。

よくある失敗のひとつが、いきなり標準や応用に手を出してしまうこと。たとえば、学校で配られた『フォーカスゴールド』や『4STEP』を、いきなり試験範囲から解こうとして挫折…というパターン、心当たりありませんか?

これは基礎ができていないのに難しい問題から始めてしまうからなんです。逆に、いつまでも基礎だけにとどまっていると、試験で点を取る力は育ちません。

大切なのは「今の自分に合った段階」を見極めて、適切な教材を選ぶことです。

ということで、今回は参考書ルートの「構造」についてお話ししました。

次回は、いよいよ【自分に合ったルート】をどう作っていくか?をテーマにお届けします。

自分だけの学びの地図、つくっていきましょう!📚✨

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