令和2年度神奈川県公立高等学校入学者選抜選考基準

昨日、神奈川県教委から「令和2年度神奈川県公立高等学校入学者選抜選考基準」が発表になりました。

http://www.pref.kanagawa.jp/docs/dc4/nyusen/nyusen/r2/r2kijun.html

神奈川県の公立高校入試は[su_highlight background=”#fafdc7″]「学校成績、当日の入試得点、面接の得点」によって合否が決まります[/su_highlight]が、その割合は各高校ごとに違います。きのう発表された「選考基準」というのは、それぞれの高校が来春入試でどのくらいの割合にしたかが発表された、ということです。

また、来春入試から「進学重点校4校」湘南高校、横浜翠嵐高校、厚木高校、柏陽高校だけでなく、「進学重点エントリー校」川和高校、多摩高校、光陵高校、横浜平沼高校、希望ヶ丘高校、横浜緑が丘校校、横須賀高校、鎌倉高校、茅ヶ崎北陵高校、平塚江南高校、小田原高校、大和高校、相模原高校の13校で特色検査が導入されることになります。その割合がどのくらいになるのかも注目されるところでした。

さて、miyajukuの生徒に関わりの深い学校を見ていきましょう。前から順番に「学校成績(評定)」「学力検査(入試)」「面接」「特色検査」となります。

  • 厚木高校  評定/3 入試/5 面接/2 特色/2 
  • 大和高校  評定/3 入試/5 面接/2 特色/1
  • 海老名高校 評定/3 入試/5 面接/2 
  • 座間高校  評定/3 入試/5 面接/2 
  • 大和西高校 評定/3 入試/5 面接/2 評定の英語×2
  • 大和南高校 評定/4 入試/4 面接/2
  • 上鶴間高校 評定/4 入試/4 面接/2
  • 湘南台高校 評定/4 入試/4 面接/2
  • 秦野高校  評定/3 入試/5 面接/2

これらの高校については今春入試までと同じように「評定/3 入試/5 面接/2」の学校がほとんどです。1000点満点で「学校成績が300点、入試が500点、面接が200点」と考えると分かりやすいでしょう。「評定/3 入試/5 面接/2」は入試重視です。

おさらいしておくと以下のようになります。

[voice icon=”https://miyajuku.com/wp-content/uploads/2019/05/e5b6bac8b8174eca00ad0c47514efd3a.jpg” name=”miyajuku塾長” type=”r fb”]評定/3 入試/5 面接/2 → 学校成績(2年45+3年45×2=135)×2.22倍=300点 入試(100点×5教科=500点満点)×1=500点 面接 200点 合計1000点[/voice]

[voice icon=”https://miyajuku.com/wp-content/uploads/2019/05/e5b6bac8b8174eca00ad0c47514efd3a.jpg” name=”miyajuku塾長” type=”l fb”]評定/4 入試/4 面接/2 → 学校成績(2年45+3年45×2=135)×2.96倍=400点 入試(100点×5教科=500点満点)×0.8=400点 面接 200点 合計1000点[/voice]

注目されていた「進学重点校」と「進学重点エントリー校」の特色検査の比率です。

特色検査に2割の比率を設定した学校

横浜翠嵐、柏陽、横浜緑ヶ丘、多摩、厚木

特色検査に1割の比率を設定した学校

川和、希望ヶ丘、横浜平沼、光陵、横須賀、鎌倉、湘南、茅ヶ崎北陵、平塚江南、大和、相模原、小田原

稿を改めますが、2割の学校と1割の学校に分かれたことで、受験戦略が重要になってきます。

いずれにしても「選考基準」が発表になったことで志望校のしぼり込みがより具体的にできるようになりました。まずは目の前の期末試験にしっかりと取り組みましょう。

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