何のための勉強なんだろうか?!

miyajukuの周辺中学校で定期試験がはじまっています。コロナ禍で変則日程になり、多くの中学がこの時期に中間試験を実施し、9月中旬から下旬に期末試験を実施。ここまでで成績を出していく、という日程になっています。その後はいつものように11が半ばに中間試験を実施し、そこまでで中3生については「中間成績」をだす。この成績が私立の打診の基準になる、ということです。

さて、そんな今回の中間試験なのですが、学校によって進度がかなり違っているのが気になります。miyajukuの周辺2校だけをくらべてもかなりの差が出ています。たとえば、中3の理科ですがA中学は「中2の気象の範囲すべてと中3のイオンと酸・アルカリの範囲すべて」なのに対して、B中学は「中2の電気の範囲から磁界と電流のみ、中3のイオンの範囲からイオンの部分の最初のみ」となります。教科書のページ数でいうとA中学が100ページをこえるのに、B中学は40ページほどです。

別に早く進むことが良いわけでもありません。でも、となりどうしの中学でこれだけやっていることに違いがあると「うーん😓」となってしまう部分もあります。

定期試験は大切です。しっかりと学習し、結果を出したいです。でも、何度も繰り返していますが、定期試験は「目標」ではありません。あくまで「通過点」です。定期試験をきっかけとして学習したことをきちんと整理し、知識を自分のものとし、入試につなげていくものです。そこを考え違いしないようにしましょう。

「ここは範囲ではないので」と、ほんのちょっとしたささいなことを排除しようとする生徒がいます。わからないではありませんが、そのちょっとした部分を学習したからといってむだになることではないのです。いろんな塾が「△△点アップ⤴」みたいなことをいいすぎるのです。

「定期テストの得点」のために勉強しているわけではないのです。得点は学習の結果としてついてくるものです。目の前を見ないで、先にある入試を見て下さい。その中間点としての定期試験です。

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