新たに3校が進学重点校に指定される

高校入試についていくつか大事な情報が県教委から発表されていますので順をおって解説していきます。

令和6年度以降の学力向上進学重点校の指定について

神奈川県では「進学重点校」と「進学重点エントリー校」というのを設定しています。「進学重点校」は「難関大学(国公立大、上位私大)への現役での進学」などを目指す高校です。県教委は「進学重点校」に指定された学校には3名の教員を増員し、ICT機器を優先的に配備したりという優遇措置をとっています。また、重点校どうしの交流も積極的におこなっていて、意識の高い生徒同士で切磋琢磨していく環境がつくられています。

今までに指定されていた高校は5校です。

横浜翠嵐高校 湘南高校 厚木高校 柏陽高校 川和高校

今回、この5校に加えて

横浜緑が丘高校 多摩高校 小田原高校

の3校が指定されました。指定の期間は「令和6年4月1日から令和10年3月31日まで」となっています。

なお、進学重点エントリー校については、今までは

希望ヶ丘高校 横浜国際高校 横浜平沼高校 光陵高校 横須賀高校 茅ヶ崎北陵高校 鎌倉高校 平塚江南高校 大和高校 相模原高校

指定されていました。県教委によると「令和6年4月に、改めて学力向上進学重点校エントリー校を指定します。」となっていて、「学力向上進学重点校エントリー校については、取組の状況等に応じて、年度ごとに随時学力向上進学重点校に指定していきます。」ともいっています。10校程度の「進学重点校」を指定するといっていますので、あと2校程度がエントリー校の中から指定されるのでしょう。

miyajukuには、厚木高校や鎌倉高校などの重点校やエントリー校に通う生徒が学んでいます。それらの生徒たちの学校での様子を知ると、しっかりと学校が学習指導に取り組んでいる様子がうかがえます。重点校やエントリー校は、文句なしで目指すべき高校になってきています。

これらの学校は、共通の入試以外に「特色検査」を実施しています。学校ごとにその入試全体に占める割合は違いますし、特色検査の問題も学校ごとに特長があります。基本的には「思考力・判断力」を問う教科横断型の出題になっています。また、どの学校も毎年の入試では高い倍率が出て厳しい入試にになっています。中学生は早い段階からしっかりとこれらの学校を目指した学習の戦略を立てていくべきです。

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