相対評価のでる模擬試験を受ける意味

高3生以外は今日で夏の講習は終了です。

受験クラスの小学生と中学生の「まとめテスト」です。中1生と中2生は、1学期範囲までの内容でのテストになります。全国順位と偏差値の出るテストです。簡易的ですが志望校判定も出します。

学校の成績が絶対評価になり、子どもたちは相対的な評価に慣れていません。良い意味で人と比べること。相対的な学力評価の中での自分の位置を知ること。それはつぎのステップに進んでいく上で大切な情報になります。そもそも相対的な評価を知らないで志望高校を設定することはできません。

また、定期試験のように決められた範囲の試験はやっていても、これまで学んだすべてから出題されるような試験には子どもたちは慣れていません。ほぼ初見の問題ばかり。教科書本文からではない国語や英語の出題。知識を問われるのでなく、知識を活用できるかを問われる問題。そうした問題に取り組んでおくことは大事です。

中3生は「県模試」になります。今まで学習した内容で県入試の出題傾向にあわせた模試になります。こちらは志望校ごとに自分の順位を知ることになり、より具体的な相対評価になります。この夏の段階での自分の実力を知り、ここからの学習の出発点にしたいです。志望校の中での自分の位置。それを知って8月後半からの学習に活かしていきましょう。

明日から2泊3日の高3生の勉強合宿です。保護者の方には費用の負担をおかけします。ただ、利益を出すことなく、わたしの人件費もない中での実施だということはご理解ください。小学生、中学生からずっとmiyajukuで学んでくれた生徒たちです。なんとかして彼女たち、彼らの希望の進路を実現したいというわたしの願いからの合宿です。ムリはさせませんが、1日に14時間ほどの学習時間は確保するつもりです。

また、神奈川工科大の募集担当の方やスタディプラスの方にに来ていただき、「大学に進学することの意味」「大学進学後の働きについて」などをお話ししていただく時間も作っています。秋からに向けて、学力だけでなく、大学進学へのモチベーションもつくっていきたいと考えています。

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