耳から学習する英語
この夏休みに中3生と高3生に今までとはちょっと違った課題を出そうと考えています。
「ラダーシリーズ」という英語の書籍があります。その中から中3生は「走れメロス」を、高3生は「銀河鉄道の夜」のオーディオブックを聞く学習をとり入れていく予定です。
「ラダーシリーズ」は使用する単語を限定して、やさしい英語で書き改められた、多読・速読に最適な英文リーダーです。巻末にワードリストが付属しているため、辞書なしでどこでも読書が楽しめます。また、音声CDがあるので、耳で聞き、目で英文を追いかけ、音読する。そうした一連の学習スタイルで英語力のアップを図っていくことができます。
目標とするのは「リスニング100%」の状態です。「リスニングというのは、発音、語彙、文法、多読、多聴などで蓄積されたスキルが頭の中で統合された状態です。ふだんの英語の学習は文字で書かれた英文を目で見て頭にいれていくという作業が多いです。この夏は耳で英文を聞き、そこから英文にアプローチしていく学習法を採り入れてみようと考えています。
単にリスニング対策と言うだけでなく、英文へのアプローチを「文字で書かれた英文」から「耳から入ってくる英文」に切り替えた学習をさせてみる、ということです。具体的には以下のような学習を進めていきます。
- ひととおり最終章までを数回通して聞く。
- テキストを見ないで10回程度リスニングを行う。
- 次の10回はテキストを見ながら内容も理解する。
- 次の10回は自分も声を出しながら発音をする。
- 次の10回で「リスニング100%」になったことを確認する。
- 同じことを別の章でもやってみる。
- 最後に通して聞いてみよう。最初の時とは全く違ってストーリーを追いながら聞きとることができるようになっているはずだ。
さて、夏が終わった頃には彼ら、彼女らが「リスニング100%」の状態を実現できているか楽しみです。