2018年春 周辺公立高校大学進学実績「私立大学編/GMARCH」編

2018年春 周辺公立高校大学進学実績「私立大学編/GMARCH」編 です。

GMARCHというのは、学習院大、明治大、青山学院大、立教大、中央大、法政大という首都圏の上位私立大学をひとくくりにしたものです。偏差値でどの大学も60〜65の間にあります。とはいっても、受験産業側がかってにひとくくりにしたもので、それぞれの大学になんのつながりもグループ関係もありません。学部ごとの偏差値も違います。

たとえば、経済学部、商学部、経営学部などで比べると 立教>青山、明治>学習院>中央>法政 となり、理学部で比べると 立教>中央、明治、青山>学習院、法政 などとなります。それもあくまでも予備校の出している偏差値で、実際は受験生の得意科目や出題問題との相性によって合否は入れ替わります。

さて、周辺公立高校からの合格実績ですが、ある意味では、このGMARCHにどのぐらいの合格者が出ているかが、その高校の中堅層の実力を示しているといえます。就職の際の「学歴フィルター」も、GMARCHまでならといった場合も多いようで、このラインをこえることがある意味では大学受験のひとつの目標となるからです。

湘南、翠嵐、厚木、川和あたりは当たり前のような合格者数です。小田原、希望ヶ丘、県相模原、大和が300名前後と頑張ってますね。これらの高校は、このGMARCHあたりに進学する生徒が生徒の中心にいるということです。横浜平沼、秦野はもう少し頑張ってもらわないとダメです。市が尾、海老名の人数は評価すべきです。同じく座間、麻溝台の人数もすごいと思います。高校選択で、中堅層は海老名や座間、麻溝台を選択すべきでしょう。

高校の偏差値がSS50あたりというと、旧学区の3番手校になります。大和西や瀬谷あたりですね。30名前後の合格者ということは、実合格者は10名ちょっとでしょう。もちろん浪人も含めてです。これらの学校では、各クラスのトップがGMARCHに行くのかな、というのが実際のところだと思います。

今春入試では、定員の厳格化でGMARCHはどの学部も難易度が上がっています。この傾向は来春以降はさらに強まるはずです。大和西や瀬谷あたりに進学したとしたら、部活なんかやっている暇は全くないはずです。徹底的に学力を鍛え直さないとGMARCHのラインまで自分を引き上げることは不可能です。同じようにこの表を参考に、自分の立ち位置と目標の大学との距離感をしっかりとつかんで、学習を進めていきたいです。

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