周辺高校の今春入試での2次選考ラインについて
日曜日の保護者会の資料づくりを続けています。第一部だけで34pのパワポのページ数になってしまい、第二部も同じように35pとなってしまいました。当然、そんな時間があるわけもないので、ここからそぎ落としていかねばなりません。
一部では、今春高校入試の様子をお話しします。たとえば、合格最低点です。それも2次選考ラインでの最低点です。2次選考というのは、学校成績を加味せず、当日の入試得点と面接点の合計で合否を決めます。とはいっても、周辺校は面接点で差をほとんど付けていないので、結果的には入試の得点だけで合否がわかれます。
大和高校・・・・・375点
厚木高校・・・・・369点
座間高校・・・・・306点
海老名高校・・・・304点
麻溝台高校・・・・284点
大和西高校・・・・265点
神奈川総合産業高校・・・・221点
綾瀬高校・・・・・208点
座間総合高校・・・187点
上鶴間高校・・・・164点
大和南高校・・・・151点
これらの数字はすべて「全県模試」調べです。入試の答案はすべて返却されます。面接や特色検査の得点も教えてくれます。それらを学習塾が集め、「全県模試」が集計し、それによってどこでボーダーが切れていたのかが推測できます。
厚木高校より大和高校の方が2次選考ラインが上になっています。これも毎年のことです。大和高校は1.4倍〜1.5倍という倍率が出ます。それに対して厚木高校は1.2倍前後です。倍率の高い大和高校の方が2次ボーダーは上になります。ただし、厚木高校には特色検査があるので、入試得点が低くても特色で逆転の可能性もあり、また、その逆に入試得点が高くても特色で失敗、ということもあるので、この数字をそのまま見ることは出来ません。
座間高校と海老名高校も実際の難易度よりも2次選考ラインが逆転しています。これも今春入試で、海老名高校が1.14倍と低倍率でも座間高校が1.29倍と高倍率だったからです。座間高校は新校舎になったばかりなので、来春入試でも今年と同じような倍率になるでしょう。海老名高校についても、今年の反動で高倍率になりそうです。高校の倍率って隔年現象になることが多いです。
こうやって2次選考のボーダーの数字を抜き出しただけでも15分は話せてしまうので、結果的にPPの資料が膨大になってしまうのです。とにかく削ぎおとしの作業を進めます。