周辺公立高校からの今春大学合格実績の「成蹊、成城、武蔵、明治学院、東京都市大」編

周辺公立高校からの今春大学合格実績の「成蹊、成城、武蔵、明治学院、東京都市大」編です。

どうしてこの5校をひとくくりにするかというと・・・ これらの大学はそれほど規模は大きくはありませんが、首都圏の大学の中ではGMARCHのおさえとして人気の高い大学です。難易度もGMARCHに準ずる高さがあり、それぞれに特長のある個性的な大学になっています。

日本の大学はある意味では「縦の序列」がはっきりとしてしまっていますが、これらの大学はそうした序列からちょっと外れた場所にあるともいえます。 とはいっても「本当は青学や立教に行きたかったけど落ちちゃったし、日東駒専には行きたくないから」といった受験生が多いことも確かでしょう。

同じような位置にある大学としては、芝浦工大、東京農大、北里などもあります。 さて、周辺高校からの合格実績です。GMARCHに準ずる難易度というのは、センター得点率で80%前後、偏差値でSS52〜SS57あたりです。決して簡単なレベルではありません。

逆にいうと、県立校の中堅校に通う生徒にとってみれば、このあたりの大学が目標校となるレベルです。

たとえば、大和西高校と湘南台高校と瀬谷高校を比べてみて下さい。入学時はほとんど同ラインの3校です。大和西高校から明治学院大学への合格が多いですね。国際学部が看板学部の大学です。国際理解が学校の特色になっている大和西高校ですから、そうした方向に進む生徒が多いのかもしれません。

ひとつ上の高校を見てみましょう。海老名、座間、市が尾、秦野、麻溝台、松陽あたりを比べてみたください。麻溝台の数字は何かの間違いですね。確認し直します。座間高校から東京都市大への進学が多いのも、この学校が理系分野の学習に力が入っているからなのでしょう。

トップ校の中でも、厚木、希望ヶ丘、川和、大和からの東京都市大の合格者が多いのも、これらの高校がしっかりと都市大のレベルをおさえにおいてGMARCHの理系学部を受験していく層をかかえていることが読み取れると思います。市が尾や秦野も同じようなことがいえそうです。

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