2019年春の県立高校入試分析 大和高校

時間があるときにシリーズでmiyajuku周辺県立高校の今春入試の分析をやっていきたいと思っています。まずは「大和高校」です。

今春入試の募集人数は278名で受験者は370人、欠席者は8人、合格者は280人で倍率は1.30倍でした。内申:入試:面接の比率は3:5:2です。面接得点は全員が90.00点なので差はつきません。下の受験結果分布図(神奈川全県模試「伸学工房」より)を見てください。

合格者の中心の[su_highlight background=”#fdfdc7″]内申は120/135前後、入試は360点/500点あたり[/su_highlight]にあることがわかります。大和高校に合格したければこの数字が目標値となります。

ボーダーあたりをみてみましょう。内申が100/135を切っているのに合格している生徒をピックアップしてみます。

  • 内申 109/135 → 入試 383点
  • 内申 109/135 → 入試 380点
  • 内申 109/135 → 入試 376点

この生徒たちは2次選考での合格だろうと予想されるので、2次選考の合格ラインは375点ぐらいだったと予想できます。つまり、[su_highlight background=”#fdfdc7″]内申が何点であろうと、375点をこえていれば今春入試で大和高校には合格できた[/su_highlight]、ということです。

逆に内申が高いのに不合格になった生徒をピックアップしてみます。

  • 内申 132/135 → 入試 316点
  • 内申 127/135 → 入試 318点
  • 内申 126/135 → 入試 316点

内申が126/135で入試が339点、125/135で入試が341点の生徒が合格しているので、1次選考のS値のボーダーは799点あたりだったと予想できます。3:5:2と入試重視の大和高校の入試ですが、さすがに[su_highlight background=”#fdfdc7″]内申が125をこえてると、340点ぐらいの入試得点で1次選考で合格できていた[/su_highlight]、ということになります。

来週入試では、大和高校は「特色検査」が実施されます。内申:入試:面接:特色の割合は3:5:2:1となり、1100点満点の入試になります。ここのところ1.3倍~1.4倍の高倍率が続いている大和高校の入試ですが、特色検査の導入でどうなるか不透明です。特色検査を嫌って海老名高校や座間高校などの準トップ校や私立高校の推薦入試に流れる生徒も出るかもしれません。

いずれにしても、[su_highlight background=”#fdfdc7″]内申が120/135で入試得点360/500、特色検査が70/100あたりが合格の中心ラインになる[/su_highlight]ことは間違いないでしょう。

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