「高校別進学者希望者数」の一覧についての分析

神奈川県教委から来春高校入試での「高校別進学者希望者数」の一覧が発表になりました。

http://www.pref.kanagawa.jp/docs/u5t/edu_stat/jr_high_course_hope/r01_result.html

これは10月20日に県内の中学校で67,081名の中学3年生を対象として、その段階での進路希望を調査したものです。先ずは今年のmiyajuku中3生の志望校を中心として周辺校の倍率をピックアップしてみます。

  • 厚木高校 募集定員/358名 希望者数/544名 1.52倍
  • 大和高校 募集定員/278名 希望者数/557名 2.00倍 
  • 海老名高校 募集定員/398名 希望者数/729名 1.83倍
  • 座間高校 募集定員/278名 希望者数/543名 1.95倍
  • 大和西高校 募集定員/278名 希望者数/297名 1.07倍
  • 大和南高校 募集定員/308名 希望者数/288名 0.94倍
  • 鎌倉高校 募集定員/318名 希望者数/559名 1.76倍
  • 横浜平沼高校 募集定員/318名 希望者数/559名 1.76倍
  • 松陽高校 募集定員/278名 希望者数/325名 1.17倍
  • 藤沢清流高校 募集定員/278名 希望者数/368名 1.32倍

さて、昨年度はどうだったかをまとめてみます。

  • 厚木高校 10月暫定倍率/1.61倍 → 志願者倍率/1.42倍 → 最終倍率/1.27倍
  • 大和高校 10月暫定倍率/1.80倍 → 志願者倍率/1.45倍 → 最終倍率/1.30倍 
  • 海老名高校 10月暫定倍率/1.93倍 → 志願者倍率/1.27倍 → 最終倍率/1.27倍
  • 座間高校 10月暫定倍率/2.08倍 → 志願者倍率/1.53倍 → 最終倍率/1.35倍
  • 大和西高校 10月暫定倍率/1.54倍 → 志願者倍率/1.35倍 → 最終倍率/1.29倍
  • 大和南高校 10月暫定倍率/1.21倍 → 志願者倍率/1.00倍 → 最終倍率/1.01倍
  • 鎌倉高校 10月暫定倍率/1.99倍 → 志願者倍率/1.47倍 → 最終倍率/1.41倍
  • 横浜平沼高校 10月暫定倍率/1.64倍 → 志願者倍率/1.48倍 → 最終倍率/1.47倍
  • 松陽高校 10月暫定倍率/1.49倍 → 志願者倍率/1.24倍 → 最終倍率/1.23倍
  • 藤沢清流高校 10月暫定倍率/1.21倍 → 志願者倍率/1.30倍 → 最終倍率/1.29倍

どの高校も10月の暫定調査から1月の志願者倍率はかなり下がっていますね。どうしてかというと、 この10月の調査は「行きたい学校調査」となっているから です。まだ2学期の成績も出ていません。ここから私立第1希望に変わっていく生徒もいます。さすがに中2の時よりは自分の成績を考えて「夢」の部分は少なくなってはいても、まだまだ現実をしっかりとみての希望ではないからです。

ですから、 この暫定倍率を見て「わたしの志望している高校の倍率はすごいわ。どうしよう。どうしよう。」と動揺することはまったくありません。 ちょっと数字をみたらすぐに忘れてしまってよいレベルのものだということです。

ただ、ある一定の傾向はみてとれます。

新しく特色検査が導入される「進学重点エントリー校」の倍率はさがっていない。

来春入試で特色検査が導入される高校。大和高校/2.00倍、横浜平沼高校/1.76倍、鎌倉高校/1.76倍、横浜緑が丘高校/2.28倍、小田原高校/1.66倍などと、特色検査を嫌がって準トップ校に流れる生徒が多いのでは、という予想は完全に外れました。茅ヶ崎北陵高校が1.17倍と低倍率になっているだけです。たぶん、このままある程度の人気を保ったままの志願倍率になると受験生は覚悟しておいた方が良いでしょう。

今年も二極化が進んでいる。

40校近くが定員割れをおこした今春入試。最近の流れとしては、上位校は高倍率でも、中堅、開港は1.00倍を割る学校が多数出てしまう。そんな傾向が今年のこの暫定倍率からもみてとれます。すでにこの段階で募集定員よりも希望者数が少ない学校が多数出てしまっています。これについても、このままの流れで1月末の志願倍率がでるものと考えられます。

いずれにしても、 受験生は「やるべきことをたんたんと前に進めていく」こと です。この時期から様々な情報が飛び交います。そうしたことにいちいち反応しないこと。しっかりと自分の学習を続けていくことが最も大事です。