秋田教養大学 を訪ねてきました。

秋田教養大学 https://web.aiu.ac.jp を訪ねてきました。

秋田の Study House https://www.study-house.jp という学習塾の先生に案内をしていただきました。

まずは、その“Study House”の中3生たちに古文と漢文の授業を。大学の教室を利用しての授業でした。階段状の教室で、“Study House”さんではよく利用するとのことでした。うらやましい限りです。“Study House”さんについてはまた稿をあらためます。

さて、秋田教養大学についてです。公立の大学ですから授業料も70万円弱と格安です。つぎの写真を見て下さい。

これは秋田の地場の木材をふんだんに利用した図書館です。すごい空間でした。世界50カ国から留学生が来ている大学なので、座席に座っている学生たちも様々な国からやってきています。ちょっと想像してみて下さい。こんなすばらしい空間で、様々な民族の学生たちにまじって自分が勉強をしている姿を。すごい空気感だと思いませんか? この図書館は24時間利用可能なんです。

世界大学ランキング日本版で「教育充実度第1位」、「グローバル教育に力を入れている大学第1位」、「有名企業400社への実就職率が高い大学第3位」とのこと。学部は「国際教養学部」ひとつで、「グローバル・ビジネス課程」と「グローバル・スタディ課程」があります。

この大学では、日本人ひとりと留学生ひとりがペアになって学生寮で共同生活を送りながら学生生活を送るそうです。また、大学2年の1年間は、提携する世界の大学のどこかに留学し、その間の学習はすべて卒業の単位となるとのこと。しかも、その留学の費用は、授業料の64万円でまかなえるそうです。世界に羽ばたくための大学ですね。

ちょっと偏差値を調べてもらうとわかりますが、この大学は東京外語大、早稲田や慶応などよりも上の偏差値70前後の超高難度の大学です。センター試験もほぼ満点近いスコアが出せる生徒でなければ合格できません。行きたい、と思ってもそう簡単に合格できる大学ではありません。

保護者の方の中には「秋田教養大? どこ? そんな大学行ってどうするの」といった方もいらっしゃるでしょう。確かに昔はなかった大学です。でも、大学は名前で選ぶものではありません。その最たるものが秋田教養大学なのではないでしょうか。日本にも多文化共生社会がやってくることは間違いありません。子どもたちは大人になれば、そうした社会の中に投げ出されます。そこでは「個」の力がすべてになります。

「個」の力を伸ばせる環境。そんな大学を選択したいですね。

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