模擬試験(中1/中2)の帳票のみかた

中1生と中2生の保護者の方には、1月のお知らせと一緒に先日の「全県模試」の結果を同封しました。いつものことですが、もう一度。こうした模試の結果のみかたについてお話ししておきます。

学校の成績は「絶対評価」です。「絶対評価」は基本的に「他の生徒と比較しての成績」ではありません。しかし、高校入試は「相対的な評価」によって合否が分かれます。大事なのはそうした「相対評価」をつねに意識した学習を進めることです。

この模擬試験は、中1で2,700人、中2で5,000人ほどの県内の同学年の生徒が受験しています。それらまの母集団の中での自分の位置がわかるようになっています。とくに注目したいのは各志望校の中での自分の位置です。

これは今回の受験者のものです。右の表を見て下さい。赤が自分の位置です。縦軸が学校成績、横軸が入試(今回の模試の成績)です。高校入試は基本的に「学校成績」と「入試の得点」で合否が決まります。縦軸の中で上に行くだけでなく、横軸の中で右に行かねば合格できません。

オレンジの中が合格ラインです。上位校になるほどオレンジの面積は小さくなります。黄色の部分は「2次選考ライン」です。学校成績に関わらず、当日の入試で合格できるラインです。理想としては、横軸が黄色のラインを超えたオレンジの中に自分の位置があることです。

黒いポッチが今回の模試でその学校を志望した他の生徒の位置です。まさに「相対的な評価」ですね。ライバルの中の自分の位置をしっかりと知ることかが出来ます。また、第1志望の学校については、内申や入試の自分の成績が、その志望校の中で何位なのかも書かれています。

詳しいみかたは https://www.shingaku-kobo.com/moshi/results.html にあります。

いつも言うことですが、「絶対評価」はわたしはとても良い評価法だと思っています。自分の中で「何が」「どのぐらい」できるようになったのか、という評価だからです。ただ、高校入試は「絶対評価」ではありません。合格ボーダーより上の生徒が合格し、下の生徒は不合格になります。そんな「相対的な評価」に今の子どもたちは慣れていません。だからこそ、こうして学期ごとに模擬試験をし、自分の「今の位置」をチェックし、つぎのステップに進んでいって欲しいと思っています。

こうした模試の結果をみたとき、お父さん、お母さんがぜったいにやってはいけないことは「なに、この成績は・・・」といった否定的な言葉を子どもにかけることです。ほめる必要もありません。冷静に数字を読み取ること。お子さんと一緒にきちんと数字をチェックすることです。数字は現実です。誰でもそうですが、現実は直視しづらいものです。だからこそ、こうした機会に冷静に親子で数字を見て欲しいです。

もうひとつ。成績表の裏には、教科ごと、単元ごとの正誤一覧があります。わたしはいつも子どもたちにここをチェックさせます。正答率が6割~7割をこえている問題を間違っているかどうかです。間違っていたとしたら、その原因は何なりのかをしっかりとチェックさせます。

次回は3月です。