周辺県立高校の大学進学実績/2020年春/国公立大学編

今春の大学入試での周辺公立高校の大学進学実績/国公立編です。資料は「サンデー毎日増刊/高校の実力2020年」から抜粋しました。また、国公立大学は首都圏周辺の大学を中心として地方の国公立大学は参照していません。

首都圏の国公立大学は全国から優秀な生徒を集めます。ですから偏差値もとても高く、横浜国立大でさえSS65をこえます。簡単に合格できる大学はひとつもありません。ですから高校ごとの合格者数も上位校に隔たったものになります。進学重点4校の中でも「横浜翠嵐」と「湘南」が表を見ていただいてもわかるようにダントツの進学実績になります。「厚木」は進学重点校ですが、国公立大への進学実績をみるかぎり、進学重点エントリー校の川和などとそれほど実績に差がありません。

そもそも国公立大に進学するには「5教科7科目」の「大学入試共通テスト(旧センター試験)」の上に、2次試験では数教科の記述試験に対応できる応用力も必要になってきます。公立高校の2年半でそれだけの学習をするのはなかなか難しいです。どうしても中高一貫の私立高校の方が実績を出しやすいです。翠嵐にしても湘南にしても国公立大を目指すには浪人してしまうのはしかたがないところです。

それにしてもきれいに分かれてしましますね。大和、県相、希望ヶ丘などは35人ほど。それも都立大(旧首都大)、横国大、横市大の地元国公立3校に進学者が集中します。このラインの県立高校の上位層のねらう国公立がどこかがはっきり出ています。中堅校で頑張っているのが「松陽高校」です。入学時のボーダーは「海老名高校」や「座間高校」よりもちょっと低めですが、この表から見る限りはトップ層は松陽の方が上といえそうです。それ以下の学校は見ての通りです。

高校進学時の成績を大逆転するのはなかなか難しいです。やればできる、という言葉がありますが、高校に入学してから「勉強を頑張る」のは予想以上に難しいです。部活動やバイトなどなどに時間をとられ、中学と違って強制的に学習をさせるシステムもなく、多くの高校生がどんどんと勉強をしなくなっていきます。それでも、上位校の生徒たちは「自分で勉強するスタイル」を身につけているものも多く、まわりも勉強をするので当たり前に学習をするようになります。その「差」がこの表のような結果になるのです。

神奈川県は「進学重点校」「進学重点エントリー校」の国公立大への進学実績を上げようとしています。この後もますますそうした高校とそれ以外の高校との「差」は広がっていくのでしょう。中学生は、自分のためにも「しっかりした高校」に進学できるように頑張るべきです。

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