周辺私立高校の大学進学実績/2020年春/国公立大学編

昨日に続いて今春の県内高校の大学進学実績です。今日は県内私立高校からの国公立大学進学実績です。資料は「サンデー毎日増刊/高校の実力2020年」から抜粋しました。また、国公立大学は首都圏周辺の大学を中心として地方の国公立大学は参照していません。

聖光、浅野、洗足、神大附、桐蔭中等、森村、湘南学園、自修館は中学からのみの中高一貫校です。その他の私立高校は高校のみの募集か、募集人数に差はありますが高校からの募集もある中高一貫校です。

聖光、浅野はやはり断トツの実績です。それも東大、東工大、一橋大などの日本で最も難しい国公立大へしっかりと進学しています。翠嵐や湘南と合計に差がないように見えますが母数が違います。卒業生数はほぼ半分です。それでこの実績ですから、やはり国公立大への進学は中高一貫校が圧倒的に有利だということです。

女子校ですが洗足学園の実績はすごいです。私立中学受験としてはそれほど高い難易度の学校ではありません。それでこの実績を出すのですから、6年間の学校の学習指導がいかに優れているかの証左でしょう。桐光学園も上位大から地元国公立まで広く合格者を出しています。横浜翠陵も地元国公立大にですが実績を出しています。入学時の生徒の実力からするとかなり頑張っているといえます。他にも青稜や横浜隼人なども頑張っているといえるでしょう。

厳しい言い方になりますが、高校からの募集が主の私立高校の国公立大への実績は、この表から見てわかるように期待できるものではありません。やはり、高校進学時の学力はそう簡単にひっくり返せるものではないということです。同時に中高一貫の私立校でもSS50前後の学校も似たようなものです。5教科7科目を学ばせるよりも、教科数をしぼって上位私大を目指させる方が得策ともいえます。

学校選びはある意味では現実的であるべきです。できるだけ「夢」みたいなものを切り捨て、何をしてくれるのか、なにができるのかを冷静に見極めるべきです。この表で0名~3名の国公立大への進学実績しかないのに、説明会で「我が校の国公立大への進学希望者の指導は・・・」とはじまったら、その学校は「・・・」ということです。

高校入試での併願私立校の選択は「冷たい目」で見ていきましょう。また、中堅の中高一貫私立校の選択でも「夢」ではなく「現実」をしっかりとみて選んでいくようにしたいものです。