リアル授業+ネット授業の構築

昨年の学校休校の際のオンライン授業は、基本的に全員が自宅で授業を受けることが前提でした。したがってZOOMの機能だけを利用してのオンライン授業の構築をしました。今回というか、このあと想定されるのは、学級閉鎖や学年閉鎖などがあった場合です。塾に来て授業を受けられる生徒もいれば、自宅で受講しなければならない生徒もでてくるはずです。

つまり、リアルに授業+ネットでの授業の同時並行です。もっとも簡単なのは、電子黒板と教師をひとつのカメラで映し、それをYoutubeなどで配信するやりかたです。ただ、これだと電子黒板の文字がタブレットなどから見えづらいです。また、双方向にならないので、授業を録画して配信するのと変わらなくなってしまいます。ZOOMの共有機能を使ってもいいのですが、もっと良い方法はないかと試してみました。

ふだんの授業は、iPadをAppleTVにミラーリングでつなぎ、そこからおっきなモニターに映し出したものを生徒たちはみながら授業を受けています。

できれば、その環境をそのままに、自宅で受講する生徒もタブレットにモニターに映し出した板書をみながら、授業の様子をカメラで俯瞰した映像も同時にみられたらいいな、と。それをZOOMでつなげておけば、質疑応答も自由にできます。もちろん、ZOOM単独ではそんなことはできません。そこで考えたのがつぎのような環境です。

新たに購入したのは2千円ちょっとのキャプチャーボードだけです。AppleTVからの映像をキャプチャーで「おっきなモニター」と「Macbook」に分岐させます。Macbookではこの映像と、授業の様子全体をカメラで映した映像+音声を「OBS」というアプリで合成し、その合成画像をZOOMで生徒に送ります。

ZOOMに送らずにYoutubeに送れば、保護者会やセミナーに利用できます。iPadとAppleTVの部分を「おっきな電子黒板」に置き換えれば、板書授業をしている様子を映像として送りながら、板書そのものもはっきりとした画像として送信できます。

あとは安定性ですね。とりあえず、リアル授業+ネット配信の最善の形が見えてきました。