子どもが育ち、成長するのは家庭です
こんなニュースが新聞やネットで話題になっています。
中学校教員の8割が月100時間超の残業 「過労死ライン」を超えるブラック職員室の勤務実態
http://blogos.com/article/220384/
数日前には、こんなニュースも話題になりました。
教員の出退勤 9割把握されず 労務管理なき長時間労働
https://news.yahoo.co.jp/byline/ryouchida/20170423-00070210/
そろそろかえなければいけない時ですね。まずは、行政が主導して条例で、または、国会で法律を作ってでも、中学、高校の部活動は週に4日の活動にして3日は休むこと、などとすべきです。できれば、その指導もどんどん外部委託して、学校の先生の手から離すべきでしょう。
親も子も、また、社会全体で、部活動について考え方を根本的に変えるべき時かと思います。先生方のボランティア的活動ではなく、学校教育の中で人も金も使っての活動にチェンジしないとみんなが不幸になります。
親も部活動にわが子を「丸投げ」するのではなく、もっと、過程での対話や、家族そろっての活動に積極的に時間を割くようにすべきかと思います。せっかくの子育てです。子どもとの時間は何ものにも代えがたいですし、親の成長にもつながるのではないでしょうか。
何度も書いていますが、これからの時代は「ひとつのことに精を出す」のではなく、「いんなことに挑戦していく」姿勢こそが大切だと私は考えています。部活動もよいです。でも、それは、中・高生の様々な活動の「ひとつ」であるべきです。それだけで毎日を塗りつぶすようなものであってはいけないと思います。
子どもたちの好奇心を喚起するようなことを家族でやりましょうよ。子どもが育ち成長する場所は家庭です。
2017’4’28プログより転載