ぐんぐん伸びるM君
小学6年生のM君が頑張っている。彼が当教室に入塾したのは6月末だ。その段階で、お母さんが「私立中学受験」を目指したいとご相談に来られた。個人指導であれば、志望校を絞り込んでの指導であれば、という話し合いの後に指導をスタートさせた。
当初は、学校の復習から学習をスタートさせたのだが、5年生の内容もちょっとあぶないなぁ、という状態だった。でも、とにかく、これだけのことを次回までにやってこようね、ということはしっかりとやりとげてきた。
ノートはこうやって書いていこうね、という指導にも素直にしたがってくれて、間違った問題に対しても積極的にその原因を見つけて赤ペンで書き込むこともすぐに身に付いた。
とにかく「やってやるぞぉ」という「気」のようなものを強く持っているM君。
この子の実力が「ぐんぐん」伸びている。本当に「ぐんぐん」という擬態語がぴったりな伸び方だ。
これだから子供はわからない。たった数ヶ月の時間が、大人の1年分以上に相当するのだろう。
頑張れM君。この勢いを来春まで保っていくぞぉ。全力で後押しするから息切れするなよぉ。
写真/槍ヶ岳と夏雲(常念乗越より)