危ない大学生

父母会などでお母様方に「今の世の中では出身大学で就職の有利・不利はなくなったと思いますか」いう質問をすると、ほとんど100%のお母様方が「YES」と答える。

確かに昔ほどは出身大学での就職の有利・不利はなくなったと思う。とくに文系学部では出身大学での門前払いはなくなったといえよう。でも、それは程度差の問題でしかない。

というよりも、企業は優秀な人材を求めている。そして、優秀な人材は優秀な大学に集まる。私でさえ、塾の講師の採用で、ある一定のレベル(はっきりとは言えないがN大、T大は危うい)以上の講師しか雇っていない。中学生の指導でさえ危うい大学生はたくさんいる。それが現実だ。これは求人に際しての一般企業の本音だろう。

ちょっと出来る中学生よりも学力が劣る大学生はたくさんいる。そうした現実を企業側は良く知っている。当然、ある一定のレベルで線を引くはずだ。出身大学は、自分の学力のレベルを保証する。そうした意味で、「出身大学によって企業側は採用の線引きをしている」というのは現実なのだ。

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