小学校の時は問題なかった!?
入塾希望のお母さん方とのお話しで感じることがある。とくに、この時期の中学1年生の子供を持つお母さんに多い。
「中学に入ってから成績が思うようにいかないんです。小学校の時は問題なかったのですが・・・」
この「小学校の時は問題なかった」という点が気にかかってしょうがない。こうした生徒たちのすべてが、小学校の学習に問題を持っていたのに誰も処置をせず中学に進学ししまった、という状況だからだ。
もちろん学習のしかたを知らない、学習習慣がない、といった問題もある。それ以上に、小学生の段階でクリアしておかねばならない多くの事柄を落としてきてしまっているのだ。
とにかく小学生の成績の付け方を変えなければいけないと思う。いや、学校の評価はそのままでも良いが、客観的に到達度のはかれる「全国模試」のようなものを受験させ、現在の状況を子供にも親にもしっかりと把握させるべきだ。