中3への話し
今日の中3の授業は50分ほど時間を割いて高校入試の話をした。入試の仕組みについては折りを見て話してはきているが、今日はより具体的な数字をあげての話だ。
公立高の入試は試験のない前期選抜と、入試のある後期選抜に分かれている。この周辺の高校はだいたい定員の半分ずつをそれぞれに割り振っている。前期選抜は基本的に学校成績の良い方から合格するので、前期で合格しようとすると1ランクも2ランクも実力よりも下の高校を受験しなければならない。
たとえば昨年の大和高校の前期の合格者のボーダーは115/135(中2内申+中3内申×2)だった。しかし、後期選抜は実力次第。当塾から今春大和高校に受かった生徒の内申は95しかなかった。それでも、入試で得点できれば合格できる。
そんな話をした。とくに自塾の生徒の今春の話には「そうかぁ。頑張ればいけるんだ。光が見えてきた。」という声を聞いた。
今の世の中は、安易に流れようと思えばどこまでも「楽」が出来るシステムになっている。自らハードルを設定して跳び越えていかなければ低い方へ流れていくだけだ。その先に何が待っているか、言うまでもないことだ。
miyajukuに集った生徒たちにはそうした道を歩んで欲しくはない。自分を追い込んで、努力をして、その先に自らの手で勝ち取った進路を目指して欲しい。今日の話はその第一歩だ。