空手のミヤザキ先生

小5の授業の後、○太郎が近寄ってきて「この塾にミヤザキ先生っていますか?」と聞いてきた。「オレがミヤザキ先生だけど・・」「そうじゃなくて、空手をやっているミヤザキ先生っていますか?」と言う。息子のことだなとわかったので、「いるけど、○太郎は空手をやってるのか?」「はい」「何流なの?」「和道です。」「それじゃ藤○先生の道場なの?」「そうです。」

藤○先生というのは、私の息子が5歳の時からお世話になっている空手の先生のことだ。息子はその道場に中学生までお世話になり、黒帯もとらせていただいた。高校では空手部に所属したが、試合の前などは藤○先生の道場に通って稽古をつけてもらっていた。まさか大学では、と思ったいたが、なんだかんだと体育会の空手部に所属している。

藤○先生というのは、息子にとっては唯一の“師”と仰ぐべき方なのだ。空手=藤○先生というのが彼の頭の中にある方程式だ。他のどんな指導者が息子に稽古をつけても、藤○先生の言う事以外は頑として聞き入れない。そういう“師”に出会えたことは幸せだ、と私が思っている方だ。この“師”との出会いが彼に空手を続けさせているのだと思う。

どんなことでも継続することは大切だ。そして、継続することが自信にもつながる。

○太郎。藤○先生はすごいんだそ。それから「空手のミヤザキ先生」が、近々、○太郎に稽古をつけるために道場に行くって言ってるよ。

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