高1の女の子
高1のM萌が前期の成績を持ってきた。学年順位が60位。うれしかったねぇ。これ以上ないほど喜んであげた。頑張ったポイントを100ポイントもあげた。
彼女の入学時の順位は後ろから数えた方がはやい。前期をパスして後期の二次選考枠(当日の入試だけで合否が判定される)にかけての受験だった。そんな彼女が60位。数ヶ月で200人近くを抜かしたことになる。
家では誰も喜んでくれなかった。熟長だけだよ。そんなに喜んでくれたの。ありがとう。
彼女にはそう言われた。頑張った時には、これ以上ないほどほめてあげなければいけない。と同時に、ぎりぎりで入学してもついていくのがたいへんなのでは、などと言う考えがいかにムダなものかをあらためて教えてくれた。
M萌。つぎの夢の実現にむかって頑張ろうぜ