進度の遅さ

今日でM中の期末試験が終わり、やっと試験対策から解放されるグッド すくなくともあと1か月はしっかりと学習を進めていくことが出来る。試験対策はいくらやっても「学力」をつけることは出来ない。とにかく、ひたすらに同一パターンの演習とチェックをおこなうだけ。どれだけミスをなくすかがテーマだからだ。

それと、驚くほどに進度が遅い。たとえば、数学を例にすると、M中の中1は「文字の式」までが試験範囲。何と「一次方程式」にまったく入っていない。中2はM中もT中も連立方程式まで、一次関数は未習。T中の中3は「多項式」までで、「二次方程式の解き方」さえこれからの学習になっている。試験対策は「平方根」と「多項式」の繰り返し演習になってしまう。塾では4月中に終えている単元だ。

中3はこのままだと大変なことになってしまう。「二次方程式」「二乗に比例する関数」「相似な図形」「三平方の定理」と残った単元をどうするつもりなのだろうか。後期の中間テストは11月の半ば。今までのペースだと、あと1か月で「二次方程式」が終わるだけになってしまう。生徒たちも後期の中間が終わると、もう学校の授業を聞こうとはしなくなる。推薦などで高校進学がどんどん決まっていくからだ。

こうした制度の中で学校の先生も大変なことはわかる。でも、そうした制度の中でどうするか、ということをもう少し考えて欲しい。学校とケンカをするつもりはないが、これだと高校に進学してから数学がアウトとなってしまう。

miyajukuでは、「三平方の定理」の学習まで夏休み中に終えている。今日の授業から数回でその部分の復習をして、あとは「相似な図形」の単元を3週間ほどで片付ける。そうするとまたまた試験対策になるが、試験が終わったときには「入試対策」にすぐに入っていける。

塾に通ってきている生徒は良いが、そうでない生徒は高校に合格できても、そのあとが大変なことになってしまいかねない。良いことではないなぁ涙ぽろり

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