Miyajuku父母会 兼 母親塾のお知らせ
—教科書改革維新の先に見えてくるものは何か—
12月11日 日曜日
第1回 午前9時30分~午前11時
第2回 午前11時30分~午後1時
(第1回、2回とも同じ内容です。)
今春、小学校の指導要領が改訂され、教科書も全面改定されました。来春には中学校の全面改定、その翌年には高校の全面改定が予定されています。今回の改定は、十数年間続いてきた「ゆとり教育」からの大転換という大きな意味をもつものです。11月の塾報にも書きましたように、理科や数学など今までの教科書の1.5倍から2倍近い大増量ページ数となり、社会も地理をはじめとして大きく変わっています。また、教科書の扱いも今までの「上限規定」から「下限規定」になります。つまり、「教科書を教える」という考え方から、「教科書で教える」という考え方に変わったということです。「下限規定」になると、「必ずしも教科書のすべてを教える必要がない」ということになり、先生によって指導がばらついたり、学力格差、学校間格差が拡大したりするという懸念も生じます。すでに小学校でそうしたことが起こり始めています。新高1の数学から先行実施される高校の改訂も、従来の「ゆとり」から「知識重視」への大転換です。さらに中教審では「高校そのものの改革」が話しあわれはじめました。「高校卒業資格試験」や「大学入学資格試験」などを創設することが現実に論議されはじめたのです。いずれにしても、こどもたちを取り巻く「教育」というものが「大転換」する予兆が来春から、いやすでに今春からはじまっているのです。ずばり「ゆとり」から「大競争」への転換です。そうしたことを80分程度にまとめてお話しさせていただきたいと思っています。こどもたちを取り巻く教育の行方を考えるヒントにしていただければと考えています。是非ともご参加下さい。
すでに内部生の皆さまにはお知らせしたとおりです。席に限りがありますから、出席される方はメールでけっこうですのでご希望の回とともにご連絡をください。また、お知り合いのお父さん、お母さんを誘っていただけるとありがたいです。 お誘いいただいた塾生の保護者の方には“お米券”をプレゼントさせていただきます
なお、今回は、miyajukuに関心をお持ちの外部の方も参加していただけます。参加希望の方は、miyajuku@nifty.comまでメールをください。ただし、席に限りがありますのでご希望に沿えない場合もあります。ご承知おきください。