秦野高校
秦野高校は百年以上の歴史を持つ地元の有名校です。部活動も盛んで、野球やサッカーなどが私立の強豪校がひしめき合う神奈川県で健闘していた時期もありました。長距離を中心とした陸上競技やバスケットなどは今でも頑張っているようです。同時に、県の進学重点校にもなっています。ただ、こちらのほうは寂しい結果しか出ていません。
今春の大学入試の主な実績です。( )内は浪人です。国公立/19名(5名)、青山学院/26名(5名)、北里大/13名(3名)、慶応/1名(3名)、駒澤大/10名(5名)、上智大6名(2名)、成蹊大/14名(1名)、専修大/27名(4名)、中央大/27名(4名)、東京理科大/7名、日本大/25名(3名)、法政大/36名(9名)、明治大/19名(8名)、明治学院大/16名(11名)、立教大/18名(2名)、早稲田/12名(4名)、神奈川大/23名(1名)。正直、先日訪れた海老名高校の方が出口は良い結果が出ています。
校長先生は「これから数年をかけて国公立大に40人が進学するような学校に変えていく」とおっしゃっていました。「今までは部活動の秦野高校だったが、これからは部活動も勉強もしっかりとやる秦野高校にしていく」とのことでした。今日の校長先生のお話をうかがうと「今までのように部活動の学校」という感覚で秦野高校を選択しない方が良いと思います。「進学をしっかりと目指していく。指定校ではなく一般受験で大学を目指していく」といった生徒を育てたいとおっしゃっていました。
文句なく「お薦め」の学校かと思います。何よりも歯切れの良いお話しをしていただいた現在の校長先生がいらっしゃる間は間違いなくお薦めです。秦野高校のホームページを見ると校長先生が「てっぺんを目指す生徒に来て欲しい」とおっしゃっています。これから数年間が楽しみな学校のひとつだと思います。
今日は、来春入試についてもつっこんだお話しをうかがうことができました。面接についても指導のポイントをいくつも気づかせていただきました。そうした意味でも収穫の多い訪問となりました。そうした収穫はmiyajukuの生徒、父母の方にいろんな形で還元していきます。今日のようにmiyajukuからの進学者がいない学校だとしても、てさぐりの来春入試に関する「空気」を知るためにも、痛い足は痛み止めを飲んでごまかして、県立高校の訪問は続けます
最後にもう一度、秦野高校はお薦めです。校長先生、今日はありがとうございました