受験はイニシエーション
夏の講習の最終日です。今日は中学生の「まとめテスト」があるだけです。といっても、採点処理をして、模試会社のWebに得点を打ち込んで、といった作業を今日中に終えなければいけません。忙しい1日になります。
中学生になれば自分のスケジュールは自分で調整していきたいです。もちろん、まだまだ大目に見てあげなければいけませんが、少しずつ、少しずつ、自分のことは自分でやる、という習慣づけが必要です。
時間の管理ができない生徒は学力も伸びていきません。
私の感覚での受験に親と子がかかわる比率です。中学受験は「親 : 子=5 : 5」、高校受験は「親 : 子=2 : 8」、大学受験は「親 : 子=1 : 9」。あくまで感覚的なものです。いずれにしても、高校受験は子どもが自立していく第一歩の関門ととらえてみてはどうでしょう。
成人になるための通過儀礼がなくなってしまっている現代社会。そんな中で、受験というのは最後に残された「イニシエーション」ということです。自分のチカラで生きていく上で、時間の管理は最も重要なひとつです。それを、受験を通じて身につけていって欲しいです。
あっという間の3週間でした。予想以上に涼しい夏だっので身体的には楽でした