小学生の夏の講習の目標
5年生、6年生とも、1学期と前学年の復習+2学期の学習の予習というスタイルで進めていきます。同時に、秋の漢字検定試験に向けて、小5は7級、小6は6級の学習をおこなっていきます。学校の学習よりもちょっと難しい問題を解いていきます。4年後、5年後の高校入試を意識した学習をここからスタートしていきます。
小5の目標は「算数/小数・分数の計算と図形問題。国語/文章読解力の基礎の養成。」、小6の目標は「算数/小5範囲もふくめて単位量あたりの数と割合・比の学習、図形の求積の問題。分数や小数の計算力をつける。国語/文章読解力の基礎の養成。語彙力をふやす。」となります。
また、今年も「作文」の指導を取り入れていきます。朝日小学生新聞から記事を抜き出して、みんなでその記事を読み、5W1Hをしっかりまとめて記事の内容を読み解き、そこから自分の体験に結びつけていく。読解力と発進力を同時に育成していきます。家庭での作業が増えますが、しっかりと時間を確保して、丁寧に課題をやってきて欲しいと思っています。
【受験クラスの小学生】
6年生は7月までで四谷大塚準拠カリキュラムが修了します。夏の講習では、算数は「サーパス」、国語は「コンプリーション」というテキストを中心に学習を進めていきます。このテキストは、中堅私立中学受験に的をしぼった内容とレベルの良問をそろえています。とにかく復習をしっかりとさせてください。同じ問題を何度でも解いて、それぞれの単元ごとの解法パターンをしっかりと身につけましょう。また、計算練習も継続しましょう。「私国立中入試計算300日」は目標を決めて進めていきます。国語は「コンプリーション」で知識分野を、もう一冊のテキストで読解分野を学習していきます。こちらは、知識分野の反復練習が家庭学習の中心になります。漢字、語句、ことわざ、四字熟語、文学史などの学習は家庭でしっかりとやらせてください。
5年生は1学期範囲の復習と2学期以降の範囲の予習をおこないます。1学期範囲には、算数だけ考えても「割合」「図形」「面積図」「速さ」など、とても大切な単元がたくさんありました。理解度は1/4というのが現状です。それを時間がたっぷりとある夏の学習で、理解度70パーセント越えを目指していきましょう。また、国語の知識理解もしっかりと家庭で反復学習をさせてください。理科と社会も同じく、1学期範囲の復習と、2学期以降の予習を進めていきます。
4年生は学習を前に進めていきます。今年の末までに学校で学ぶ5年の範囲までの学習を終わらせるのが目標になります。また、理科と社会の学習もとり入れていきます。知識を覚える、というのではなく、知識を使うという学習です。頭をフルに回転させていきましょう。
4年生、5年生についてはつき中・南中進学クラスの小学生と同じように、朝日小学生新聞を利用した読解と作文指導もおこないます。