公募推薦制

指定校推薦で大学進学を目指し、必死に良い学校成績を修めようと頑張ってきた△△子。それなりの成績は修められたのですが、今年は自分が行きたい大学の募集が通っている学校には来ないことがわかりました。これはこれでしかたがありません。

次善の策として、公募推薦での合格を目指すことにしました。公募推薦というのは推薦制のひとつで、ある一定の条件をクリアした生徒が応募できる入試の仕組みです。多くの大学では、高校の評定平均を基準としています。例えば、評定平均が4.0以上で、理科で生物基礎と化学基礎を履修していて評定が3.8以上のこと、などといった基準です。

せっかく良い学校の成績を修められたので公募推薦での受験が△△子には良いだろう、といった判断でした。ここで問題が生じました。公募推薦は日程が違えば複数校へ志願できる、といった理解が私にはあったのですが、どうも大学ごとに対応が違うようです。受験して合格したときは必ず入学することを前提に志願を受け付ける、従って複数志願はできない、という大学もあるようなのです。

しかも、志願するときに学校長の推薦が必要な大学も多くあるようです。一般的には親族以外の誰かの推薦があれば良い、といった理解を私はしていました。こちもいろいろとあるようです。とにかくもう一度勉強し直しです。制度名は同じでも、大学や学部によって中身が全く違う、というのが実際のところのようです。

△△子については、AO入試まで広げて考え直すことにします。そうすると、今度はAO入試と公募推薦入試を複数校組み合わせられるのか、といった問題も出てきます。いくつかの大学に問い合わせたところ、こちらも「問題ない」というところもあれば「ダメです」というところもありました。

いやぁ、複雑だ。というより、10人の生徒がいれば、10通りの仕組みに対応しなければならない、というのが現実のようです。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

目次