中1と中2の理科と社会の大切さ
昨日は中3の直前演習のあと、中1の試験対策だった。T中は地理のアジア、ヨーロッパ、アメリカが試験範囲。miyajukuでは、中1生は試験前に理科と社会をあつかい、ふだんは授業をおこなっていない。
まずは白地図に国名と川や島などの主な地形を入れさせようとすると・・・ だれ一人としておもな国の名前さえ入れられない。フランスも、イギリスも、中国も、韓国も・・・だって、塾長、学校の授業で地図なんて使ったことないからわからない、と言う。うーん(>_<) どうもプリントを使って一問一答形式で授業は進んでいくらしい。地図帳も教科書もほとんど使わないということだ。もちろんこどもたちの言うことなのでそのまま鵜呑みにはできないし、きっと何が大切なのかわからないまま授業を受けている可能性もおおきい。 とにかく、ヨーロッパとアジアのおもな国名と、河川、島、山脈、湾などなどの地形を暗記させる。頭のなかに地図が浮かばないで、それぞれの国の産業やら文化やら覚えたところで何の役にも立たない。 定期試験のため、というのはもちろんだが、神奈川県の入試問題では地理の出題はその割合が大きい。確かに以前のように、一問一答的な知識を問う問題は減っている。減ってはいるが、そうした基礎知識があってはじめて考えて解くことが出来る出題だ。 これは中2生にもいえることだが、社会と理科は当該学年の学習をまずはしっかりと身につけていくことだ。それがなければ、入試直前に社会と理科で苦労するのは目に見えている。 学年末試験が早いので、春期講習までどんな学習をさせようか思案していたが、理科と社会をしっかりと復習して身につけさせる学習が良いかも、と考えている。