千代田女学園中学、高等学校
学校は地下鉄の半蔵門駅を下りて徒歩数分の場所にあります。中央林間駅からだと東急の半蔵門線直通急行電車に乗って45分ほどで半蔵門駅です。十分に通える距離にあります。学校の周辺はイギリス大使館をはじめとした大使館や多くの学校、オシャレなマンションが建ち並ぶところです。浄土真宗本願寺派の宗門校で、創立120年以上の歴史を持つ女子の中学、高等学校です。
高校は「特進コース、グローバルリーダーコース、進学コース」の3コース編成で、それぞれ40名、30名、130名の募集。併願優遇入試の基準が、特進コースが5科20or3科12、グローバルリーダーコースと進学コースが9科31or5科18です。英検、漢検、数検などの加点措置もあります。詳しくは学校のホームページで確認下さい。(東京都の私立高校は打診の基準をすべての学校が公開しています)
中学入試は、2月1日と2日の午前、午後が2科or4科の選択制。また、1日の午前、午後には適性検査型の入試も実施されます。首都圏模試の偏差値で80パーセント合格可能性偏差値がSS38あたりです。ただ、中学校の募集は来春で終了とのことです。
千代田女学園は、この春に武蔵野大学と法人合併をしました。どちらも浄土真宗本願寺派の同一宗門校ということもあり、仏教精神を根幹とした人格教育を更に深め、中学校、高等学校、大学と一貫した教育の充実を図ることが目的とのこと。これによって、千代田学園から武蔵野大学への指定校推薦枠も広がっているようです。「武蔵野大学 http://www.musashino-u.ac.jp」は9学部16学科を持つ大学です。看護学部、薬学部などの女子の進学希望の多い学部もあります。武蔵野大学への指定校推薦をとっておいて、それよりも上位の大学を受験することも可能とのことでした。
また、すでに認可を受けているようですが、千代田女学園は「国際バカロレア」認定校として、日本語DPコースも設置していくそうです。武蔵野大学附属の「千代田インターナショナルスクール」をつくり、小中高一貫でのIB(国際バカロレア)教育を推進していくとのこと。こちらはずてに校舎の建設もはじまっていました。
いろんな意味で新しい時代を先取りした流れを作ろうとしている学校の姿勢を感じられた説明会でした。