最初の中間試験に向けて
この試験は、他の定期試験と圧倒的に違う点がある。それは「試験範囲がとてもせまい」ということだ。英語はせいぜい1レッスン、おおくとも2レッスン。数学なども単元でひとつ分でしかない。
昨日、H高校1年のIさんと話していたら、物理基礎は有効数字しか授業をしていないし、試験の範囲もまだわからない、ということだった。まぁ、みんなそんなところだ。
ということで、今回の中間試験は「高得点をとりやすい」ということだ。というよりも、高得点をとらなければいけない、ということだ。成績は何回かの試験のトータルでつくわけで、後ろにいけばいくほど、範囲は広くなり内容も難しくなるので得点しにくくなる。だから、最初の試験なのだ。
そこで注意点だ。
今回の試験は、学習したことはすべて出題されると思うこと。範囲が広ければ、100の学習のうち10が出題されるイメージだが、今回は、10学習して8は出題される、といったイメージになる。だから、チェックテストなどで出来なかった問題は徹底的にダメ出しをしておくこと。出来なかった問題も出題される可能性が高いということだ。いつもの試験以上に「範囲はすべて丁寧に学習する」ことを心がけよう。
中1生ははじめての定期試験だ。とはいっても、数学など「正負の数の加減」まで、などというとんでもなく狭い範囲だ。といっても、決してバカにしないで、きっちりと勉強していこう。とくに、英語でピリオドとか、コンマとか、記号をつけ忘れる、なんてミスをしないように普段から学習しておくこと。
高1生も、何度かいっているように、進学した高校での自分の位置をアピールするチャンスだ。ここで良い位置に自分がいけるかで、その後の3年間が決まっていく。中学よりも高校は成績を取りやすい。とにかく、がむしゃらに良い得点を目指そう。