八雲学園中学校高等学校
1学年が3クラス〜4クラスという小さな学校です。いつも書いていますが、私立中学受験をするならば、おっきな学校よりもちっちゃな学校を、というのが私の持論です。小さな学校は、先生と生徒の距離も近いですし、学校と保護者との間も緊密です。なによりも「山椒は小粒でぴりりと辛い」の諺にあるように、ちいさな学校ほど特色のある教育をしています。
八雲学園の特色をひと言で言うと、英語教育に特化している、ということです。学校の中でのあらゆる機会をとらえて、英語を使える人材の育成に長いこと取り組んできています。今日の説明会でも、中学生と高校生のプレゼンを聞きましたが、この発音は本当に中学生なの? とびっくりさせられました。また、今後は、英語教育というよりも、グローバル教育というとらえかたで、世界で活躍できる人材育成を目指すそうです。
アメリカのカリフォルニアには、自前の施設としての「八雲レジデンス」があり、中学3年生は全員がそこを中心として現地研修を受講するとのこと。また、高校生は夏休みの3週間や、3ヶ月間の長期プログラムもあるとのことでした。とにかく、様々に英語に接し、英語を使い、英語で思考する機会が設けられている、ということです。
そんな八雲学園ですが、来春入試から「共学化」することがすでに発表されています。今日も、下の写真のように男子の制服が展示されていました。英語を武器に世界に羽ばたきたい男子小学生は、ここをひとつの目標校としても良いのではないでしょうか。
首都圏模試のデータで、合格率80%ラインはSS46〜SS52といったラインです。というより、入試で50%を得点出来れば合格ラインです。しっかりと学習して、当日の入試でその得点をとれば良いのです。来春入試の要項もすでに学校のホームページにでています。なお、高校は女子のみの募集で、推薦の基準が5教科で21以上(特進コース)、英検などの加点措置もあります。