平成の女性の変化

今日の朝日新聞の記事 http://digital.asahi.com/articles/DA3S13110334.html です。「平成とは」という特集記事の中で、今日は「女性進出」がテーマの記事でした。下の図は、平成学年と平成28年を比較して、女性の社会進出がどのように進んだかを数値データとして示しています。

大学進学率が14.7%から48.2%になっているのには驚きです。もちろん平成元年の低さにです。全国平均でしょうから、首都圏などの都心部はもっとおおきくなっているはずです。25歳〜29歳の労働力率も大きく増えています。これらのことから、女性が大学に進学して仕事に就くというのが「普通の流れ」になったことが、平成の時代だったんだな、とわかります。

女性の賃金もあがってますね。まだ男性と比べると7割ちょっとですが、この割合もどんどん縮まっていくのでしょう。ただし、男性の賃金がそれほど上がらず、女性の賃金がそれに近づいていく、といった流れの中での差の縮まりになるのでしょうが。

保護者の方のもたれている感覚と、このデータは近いものがあるでしょうか? 何度か書いていますが、どうも、中高生のお父さん、お母さんの感覚と、このデータとの間にはギャップがあるように思えます。つまり、保護者の方の感覚は、平成元年のまま、ということです。

いろんな意味で「男女共同参画社会」が進んでいってる、ということです。もちろん、まだまだの部分はあるのでしょうが、時代は確実にそっちの方に進んでいっていることは間違いありません。そうした中で、歩が子にどんな進路を進ませていくのか、どんなアドバイスをしていくべきなのか、ということを考えていかねばならないと考えます。

いろんな意味で、男だから、女だから、といった前置きは意味を持たない時代になっている、ということです。ひとりの「ひと」としてどう生きていくのか。そのためにはどんなことを身につけなければいけないのか、ということです。もちろん、ライバルは同世代のすべての男女です。

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