「学力進学重点校とは何だ!」という県教委の説明会

13日の土曜日に「横浜市栄区公会堂」にて神奈川県教委主催による「学力進学重点校とは何だ!」という中学生・保護者対象の説明会が開かれたようです。わたしは土曜日の授業が忙しいので参加できませんでしたが、信頼出来る県内の学習塾の先生方のレポートからだいたいの様子はわかりました。

鎌倉のスバル進学セミナー/中本先生のレポート
http://offspleiades.net/gksjk2019/

小田原の慧真館/岸本先生のレポート
https://keishinkan.jp/post-9269

おさらいをしておくと、進学重点校は以下の4校です。

横浜翠嵐、柏陽、湘南、厚木

そして、進学重点校エントリー校というのがこの夏に突然に発表になりました。

横浜平沼、横浜緑が丘、光陵、希望ヶ丘、川和、多摩、横須賀、平塚江南、鎌倉、小田原、茅ヶ崎北陵、相模原、大和

受験生が最も知りたいのは、以下の2点です。

1 今まで各校が独自に作成していた「特色検査」の問題を、来春から県教委が作成することになった。共通問題と選択問題で、各校ごとに共通問題以外に選択問題を選ぶことで独自色を出す、ということ。さて、その共通問題や選択問題がどのようなものになるのか全くわからない。県教委はサンプル問題などは出さない、といっているのだが、受験生にとっては対処のしようがないのが大問題です。

ちなみに、来春入試で特色検査を実施するのは「湘南・翠嵐・柏陽・厚木・横須賀・平塚江南・希望ヶ丘」の7校です。

2 突然降ってわいたように発表された「進学授点エントリー校」ですが、これらの学校も現中2が受験する再来年の入試から特色検査を導入するとのこと。確かに、来年の入試で県教委が作成した特色検査問題を見ることが出来るので、ある程度の対処は出来るかもしれません。ただ、なんで受験生の負担を増やすような決定をしたのか。エントリー校には、川和、大和、相模原、鎌倉、横浜平沼など、特色検査を実施してこなかった高校も多く、その影響は海老名や座間などの2番手校にも及ぶはず。県教委の納得いく説明が欲しいところです。

そんな疑問には土曜日の説明会ではみじんも答えてくれなかったようで、このままでは受験生のストレスがたまるばかりかな、と思います。

さて、来春入試での特色検査の共通問題ですが、わたしなりの予測は稿を改めます。

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