2019年「大学入試センター試験」の確定志願者数
2019年1月19日、20日におこなわれる「大学入試センター試験」の確定志願者数が発表になりました。
志願者数は57万6829人。前年よりも5842人(1.0%)減り、3年続いた増加から減少に転じました。現役志願率(高校卒業者のうちセンター試験に志願した者の割合)は44.0%で、前年よりも0.6%減ですが、過去最高だった昨年についで過去2番目に高い割合です。
浪人生は10万6682人と全体の18.5%を占め、前年より2.6%増加。首都圏の私大の定員厳格化での難化傾向が浪人生の増加につながっている様子が見てとれます。現役生の男女別の割合は、男子が52.4%、女子が47.6%。現役生は女子の比率が減り、浪人生は男子の比率が増加しています。
受験科目が3教科以上の志願者は96.6%。前年よりも若干下がっています。私大の難関校はセンター利用で3教科以上指定が多いので、国公立大やセンター利用での難関私立大受検者は減少傾向といって良いでしょう。センター試験の受検者数を押し上げているのは、中堅以下の私立大のセンター試験利用者ということです。
センター試験を利用する大学は、国立大82校、公立大90校、私立大531校。
あと38日です。