2021年度神奈川県高校入試最新情報 その1 厚木高校 海老名高校

神奈川全県模試 https://www.shingaku-kobo.com さんの資料をもとに、miyajukuの中3生が受験する可能性のある高校を中心に最新の県高校入試の様子を分析したいと思います。なお、近日中に県教委から「進学者動向」の発表があるはずです。その発表があればその結果も加えていきたいと思います。

第1回は「厚木高校、海老名高校」です。

厚木高校

2020年 募集定員/358名 変更前志願者/452名 受験者/435名 受験後取り消し者/12名 合格者/360名 倍率/1.18倍

2019年 募集定員/358名 変更前志願者/507名 受験者/468名 受験後取り消し者/11名 合格者/360名 倍率/1.27倍

2018年 募集定員/358名 変更前志願者/474名 受験者/450名 受験後取り消し者/9名 合格者/360名 倍率/1.23倍

今年度の全県模試で 第1志望と書いた生徒 ▼4%  第3希望までに厚木高校を書いた生徒 ▼11%

全県模試で第1希望に厚木高校を書いた生徒の内申平均 2019年/122.4 2020年/120.2

全県模試で第1希望に厚木高校を書いた生徒の偏差値平均 2019年/65.4 2020年/64.7

全県模試での合格者平均点

2020年 内申 127.2  入試 437.6

2019年 内申 125.6  入試 409.2

来春入試での割合  学校成績 : 入試 : 面接 : 特色 = 3 : 5 : 2 : 2  2次選考 入試 : 面接 : 特色 = 8 : 2 : 2

今のところ、厚木高校の志願者が今春入試に比べてグンと増える兆候はないようです。ほぼ今春入試並みの1.2倍程度でおさまるのではないでしょうか。注意が必要な点は、特色検査の割合が高いことです。今春入試では特色検査があまりに難しく、誰もが得点を取れなかったので差がつきませんでした。来春入試では特色検査の難易度は確実に易化するはずなので、得点がとれる生徒とそうでない生徒の差がつくことになります。内申と入試の差を特色で逆転することが多く出てくることでしょう。厚木高校を目指す生徒は、特色検査対策にとっかりと取り組むようにしましょう。今春の採択は 1,2,6,7と横浜翠嵐とまったく同じでした。まずは問1と2でしっかりと得点をし、なおかつ時間を余らせることができるかが勝負になります。

海老名高校

2020年 募集定員/398名 変更前志願者/450名 受験者/458名 受験後取り消し者/4名 合格者/398名 倍率/1.14倍

2019年 募集定員/398名 変更前志願者/507名 受験者/509名 受験後取り消し者/3名 合格者/398名 倍率/1.27倍

2018年 募集定員/398名 変更前志願者/452名 受験者/456名 受験後取り消し者/4名 合格者/398名 倍率/1.14倍

今年度の全県模試で 第1志望と書いた生徒 ▼1%  第3希望までに海老名高校を書いた生徒 ▼3%

全県模試で第1希望に海老名高校を書いた生徒の内申平均 2019年/109.2 2020年/110.0

全県模試で第1希望に海老名高校を書いた生徒の偏差値平均 2019年/55.0 2020年/55.3

全県模試での合格者平均点

2020年 内申 116.5  入試 378.1

2019年 内申 117.3  入試 354.0

来春入試での割合  学校成績 : 入試 : 面接 : 特色 = 3 : 5 : 2  2次選考 入試 : 面接 = 8 : 2 

隔年で倍率が高い→低い→高いを繰り返しているので、順番から言うと今年は「高い」はずですが、今のところ全県模試での海老名高校の志願者はそれほど多くなっていません。今春並みの倍率か、やや低い倍率に落ち着きそうな様子です。ここは県教委発表の志願者動向ではいつもかなりの人数が集まるのに、最終的な志願者は落ち着いたものになるという傾向があります。ちょっと注意しておきましょう。もうひとつ。座間高校がこのところ人気を集めていて、海老名高校との差はほとんどなくなってきています。どちらを多くの受験生が選択するのかで倍率は大きく動いてくると思われます。海老名と座間は両にらみで注目しておきたいです。

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