学力調査結果

今朝の新聞はどれも一面トップで「文科省が学力調査結果の公表」を取り上げていた。さて、この記事を読んでどれほどの方がこの「学力調査結果」の意味を理解しただろうか。正直、私もよくわからない。

学力調査は、各地方団体で今までも行われてきた。今回は、43年ぶりに、全国一斉に、小6と中3全員に対して調査を行った点に違いがある。77億円という巨費を投じて実施された。文科省は当初「競い合うことが大切だ」という目的を示していたが、大きな反発にあって「個々の指導改善の資料とする」と目的を変更した。

要は、学校ごとにデータを公表して競い合いを喚起しようとした文科省の目的は、世論の反発によって達成されず、まったく無意味な調査を巨費を投じて行った、というのが実際だろう。

新聞で読むかぎりは、こんな調査を実施しなくてもわかっていたことしか結果は出ていない。こんな調査なら、無作為に抽出した一部の検査で十分だろう。統計学は進歩している。来年以降、こんな調査にお金を使うのならば、もっと有効利用できることは他にいくらでもある。たとえば教員の数を増やす、総合的な学習の時間の予算にまわす、学校施設の拡充にまわす・・・などなど。

全く無意味な時間と労力とお金を使った「学力検査」だったと断言して良いのではないかな。

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