小5の算数
小5(受験しないクラス)の算数の授業。今日は「計算のきまり」の学習。たとえば、(○+□)×△=○×△+□×△になるというきまりを学ぶ。
こうした学習が今の小学生は最も不得意だ。たとえば、101×27を工夫して計算してみよう、という問題。(100+1)×27として、100×27+1×27を計算すればよい。これがなかなか出来ないのだ。何問も繰り返し練習する。ある程度出来るようになって、84×17+16×17をやらせてみる。先ほどの問題の逆をたどればよい。(84+16)×17だ。しかし、これに気づく者はいない。
私はこうした分野になると徹底的にやり続ける。なぜなら、中学や高校に進学してからの数学の学習へのつながりが大きいからだ。
夜は中1の数学。まだまだ文字の式の計算があやふやだ。途中式をきちんと書けていない者もいる。
「数学は頭で解くのではない。手で解くんだ。」
とにかく言い続けている言葉だ。「マイナスをつけ忘れちゃった。」「ちょっとした計算ミス。」こうした言い訳を私は最も嫌う。そうしたミスをするということは必ず原因がある。それを考えないことにはいつまでもミスが続く。
でも、みんな素直にうなずいて頑張ってくれた。解けるようになっていく喜びも大きい。頑張ろう(^o^)