高3のもがき

ちょっと気になった高3生たちのこと。

Tは学校の成績は理系クラスで3番から4番あたりらしい。しかし、この前の模試は惨憺たる結果だった。指定校で○○大に行ってしまおうか、と悩みはじめている。私は「もう一度、模試の結果を見よう。そこまで気持ちを入れて勉強しよう。大学に行っても勉強は続く。今やっていることが理解できないでは困るんだ。とにかく気持ちを入れてやっていこうぜ。と同時に○○大の資料も取り寄せ、オープンキャンパスにも行って来ること。自分の目で見て鼻でかいで判断しよう。」というようなメールをした。

Iはいろんな学校でのごたごたが解決し、勉強に専念できるようになったようだ。「△△大を第一志望で頑張っていくのは当然だが、次善の策として「○○になりたい」ということを優先にして専門学校を併願にしていくのか、まったく違う学部を併願にするのか考えていかなければな。」と話した。「△△大に行きたいです。」「もちろんそのために頑張っていくのはあたりまえだ。」そんなやりとりがあった。

Eは今日も学校帰りに塾に寄って自習していった。どうも日本史で壁にぶち当たっているらしい。が、私に言わせると「壁」に何度もぶち当たって、それを破っていくことでしかゴールに近づく道はない。「たとえば江戸時代ならば、10年単位の表を作り、15代の将軍の在位期間を書き入れ、時間軸を頭に入れていくんだよ。そういった作業をやらないと、いくら項目ごとのまとめをしたって、有機的につながらないんだ。」そんな学習法を話した。

みんなもがいている。とにかくもがいて、もがいて、前に進んでいくしかない。

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