中3生の試験対策

中3生にとっては一回ずつの試験がとても重要な意味を持つ。県立高校の前期選抜や私立高校の単願・推薦には11月に出る学校の成績が使用される。この11月末の成績の資料となる試験は、今回の「前期中間試験」と9月の「前期期末試験」、11月の「後期中間試験」の3つしかない。いかにひとつずつの試験が重みを持つかわかるだろう。1回の失敗を取り返すのは並大抵のことではない。

また、3年生になって新しい教科担当の先生にとっても、君たちの実力がどの程度のものなのか手探り状態だ。ただ、一度「こんなものなのだろう」という感覚を持たれてしまうと、それを覆すのは難しくなってしまう。絶対評価は明確な基準がない。担当の先生による主観も大きくはいってしまう評価法だ。出来れば「こいつやるな!」といった印象を最初の試験で植え付けたいものだ。

数学と英語については、春の講習から今までで今回の試験範囲はほぼ終わっている。今週と来週で仕上げてしまいたい。その後は理科と社会の学習に時間をかけたい。とくに社会の公民分野は、担当の先生によって出題形式が大きくかわりやすい教科だ。とにかく授業を丁寧に聞き、出題されそうな内容については他のクラスの生徒とも情報を交換しておこう。理科については、物理分野からはいっている生徒は計算問題を今のうちから少しずつこなしていくこと。生物分野からはいっている生徒は、とにかく覚えることが多いので早いうちからノートのまとめなどをきちんとやっておこう。

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