強制退塾命令

中2は連立方程式の解き方に入っている。ひとつずつステップを踏んで解き方を学んでいく。だから、毎回の宿題をきちんとこなしてくれないとつぎのステップの内容がわからなくなってしまう。

中2のY君。これで3回連続の宿題忘れ。1か月ほど前に、野球を観戦に行くからと塾を休み、補習を求めてきた生徒だ。その時も、こんこんと塾での学習について話をした。

私は怒鳴ったりはしない。にこにこと笑顔で話しかける。

「もう、終わりだね。前回も言ったよね。宿題を忘れたのではなく、君はやってくる気持ちがないんだ。そんな生徒を、先生は教える気持ちはないよ。すぐに家に帰ろう。ここにいてもしょうがないから。」

強制退塾命令は久しぶりだ。だが、もうしかたがない。まわりの生徒にも良い影響を与えない。