南アルプスの天然ガス先生
今日は、ブラック先生にご案内いただき、南アルプスの天然ガス先生の塾におじゃました。年末の忙しい中、教室拡張の多忙中にありがとうございました。
お二人とも私よりもずっとお若い先生なのに、しっかりとした「芯」を持って教育にあたられているところに頭が下がる。同時に、今の子供達の置かれている状況への「憂い」にはかなりの共通部分があることがわかった。
ひと言で言うと、今の学校教育はさまざまな点で「いじりすぎ」なのだということだ。理想を追う余りに複雑にしすぎている点がありすぎる。教育はつきつめると教師と生徒の真剣勝負。そのシンプルな関係をもっと大切にして欲しい、ということだ。
翠嵐高校についてもいろんな気づきをいただけた。進学予備校化した翠嵐高校。私立の進学校に負けないだけの生徒管理をしはじめた翠嵐高校が、その対極にある昔ながらのスタイルを残している湘南高校が、それぞれどんな結果を残していくのか。今後の展開が楽しみだ。まぁ、個人的には、この時期に生物の実習をやってくれる高校の方が好きだが
多様な選択肢を用意する、という県教委の意図はある意味で実現されつつあると思う。県のトップ2校の性格もここまではっきりと色分けされてきた。進学重点校、中等教育学校、単位制の高校、総合化の高校、入試をしない高校等々、それこそ百花繚乱だ。
だからこそ、その本当の実態を、私たちが生徒、御父母に伝えていく必要があるのだと思う。あまりに選択肢が多く、入試制度も複雑でよくわからない。また、実際のところはどうなの? という疑問もあるはずだ。南アルプスの天然ガス先生はたくさんの資料を作られていた。その中からいくつかをいただいてきた。つぎの保護者会の時には、こうした資料も活用させていただくつもりだ。
ありがとうございました。これからもちょくちょとく行き来をさせてください。