観音崎体験学習会
現地について、まずは学芸員の方からレクチャーを受けます。「観音崎の海について」「観音崎で観察できる生物について」「海の生物の観察のしかた」「さわってはいけない生き物」などなどの内容でした。
その後、水着に着替えて博物館の目の前に広がる海に。体操の後、グループに分かれて、ボランティアの大学生のお兄さんたちといっしょに海に入っていく。大潮なのでかなり沖の方まで浅くなっている。それでも、何人かの生徒たちは怖いのか怖じ気づいてなかなか海に入っていこうとしない。そんな子供たちはお兄さんに手を引かれて海にはいる。10分もすると慣れてきて、「あっ、かにだ」「あっ、魚が群れている」「ヒトデをつかまえたよ」などとあちこちから歓声があがり始める。
いったん、砂浜にあがって、冷えた体を砂の上に寝そべってあたためる。2回目はみんな手に手に網を持ったり、バケツを持ったりして生き物たちを追いかける。水中でVサインをする余裕もでてくる。
岩場に行ってイソギンチャクにさわっては、水を吹き出す様を見て歓声を上げ、海牛のぶよぶよした体に歓声を上げ、ヒトデを手にいっぱい集めたり、岩の中に手を突っ込んでかにを捕まえたりと、楽しい時間が過ぎていく。
お昼のお弁当を気持ちの良い芝生の広場で食べた後は、タイドプールで海の生き物にふれたり、博物館の中の展示物を見て回る。
13時からは午後のプログラム。まずは、ひとりひとり「海草標本」を作る。上手に水の中からすくわないときれいな標本にならない。みんななんとか上手に出来たようだ。家に帰ってからきちんと乾燥させてしっかりした標本にしてほしいな。
標本づくりの後、「みやまたなご」の産卵のビデオを見る。この博物館では「絶滅危惧種」のこのたなごのふ化、育成に力を入れているとのこと。その後、コオロギ相撲の実演で盛り上がる。あっという間に時間は過ぎていった。
青い海、青い空。帰りのバスも渋滞もなく1時間ちょっとでmiyajukuへ。楽しい思い出とともに夏休みのスタートだ(^o^)
さて、今日は1学期最後の授業。中3は「まとめテスト」、高3は「英語」です。ちょっと疲れ気味ですがむち打って頑張ります。